こんにちは、やすです
今回は僕がトヨタマン時代に研修で習った
会話の手法についてお話します
【言葉のひげ】
という言葉をご存じでしょうか
知っていて尚且つ完璧な方は
この記事を読む必要はありません
しかし
「なにそれ？」
「聞いたことない」
「知ってるけど直せない」
そういった方には目から鱗の内容になることをお約束します
目次
言葉のひげ
ご存じの方は次の項目に進んでください
会話のシーンで説明します
例1
こんにちは！
こちらにある商品の購入をしたいのですが
在庫はいくつございますか？
７個ほど頂きたいです
こんにちは
在庫の確認ですね
７個ご用意できるか確認してまいります
ありがとうございます！
よろしくお願いいたします！
ここまでは普通の会話ですね
僕は大体こんな感じで会話に入ります
さて、質問です
文章のようにスムーズなやり取りは出来ていますか？
実際は下記のような会話になっている人
多いんじゃないかなって思います
例2
あ、あの、すみません
はい？
どうかされましたか？
えっと、これを買いたいんですけど
在庫ありませんか？
たくさんほしいんですけど
まあ、無ければ大丈夫です
確認してきますね
いかがでしょうか
心当たりのある方もいるかと思います
言葉のひげとは
えっと、まあ、えー
など、言葉の前や途中で
つい言ってしまう言葉のことを指します
しかしこの言葉が多いと
会話の中でその人が何を伝えたいのか
という重要な部分が薄れてしまいます
例1と例2
自分が店員さんだとして
例1の質問は分かりますが
例2の質問は伝わりにくくないですか？
20歳からトヨタマンになり4年弱働きましたが
唯一といっても過言ではないほど今も尚役に立っています
言葉のひげが出る理由と原因
1.話す内容を事前に決めていない
2.相手から来るであろう返答を予想していない
3.急いで返事をしなくてはいけないと勘違いをしている
4.間を開けるという手法をおこなっていない
5.緊張している、と思い込んでいる
ここからはグッと詰めた内容になります
難しくてわからないという人はDMもらえれば個別で解説します
1.話す内容を事前に決めていない
会話を始める前に
何を着地点に話を持っていくか
聞きたいことは何か
店員さんの表情、声量、ネームプレートによってどこまで会話を発展させるか
この辺りまでは最低でも事前に決めてから話しかけましょう
2.相手から来るであろう返答を予想していない
店員さんからの返答に対して
S、希望以上
A、希望通り
B、希望よりは低いけれど〇
C、希望とかけ離れてる×
（本当であればもう少し細かくあります）
それぞれの返答に対してどう答えるかを用意しておきましょう
3.急いで返事をしなくてはいけないと勘違いをしている
上記で述べた、SABCのどれかが返答できたとして、何も、急いで返事をする必要はありません
落ち着いて会話を進めましょう
焦って言葉を並べても良いことはないです
4.間を開けるという手法をおこなっていない
これは小手先の技と言われればそうなのですが
案外「間」というのは大事な役割を担っていますね
興味がある方は「間」について調べてもいいかと
5.緊張している、と思い込んでいる
まず緊張についてですが、一般的には思い込みの部分が強いものになります
例外のある方もいらっしゃる可能性がありますので深くは触れませんが
一般的には自分に何か期待されていると考えていると緊張しやすいとも言われていますね
こればっかりは場数の部分もありますので徐々に慣らしていけば問題ないかと
対策、まとめ
ある程度は会話の反復練習で直すことができます
僕も言葉のひげを直すのには苦労しました
上記例文のような話し方を練習してみてください
数十回、数百回練習すればかなり改善されます
また、先ほど紹介した「間」も使うことで、
言葉のひげを意識的に話さず済みます
トヨタマンとして4年以上勤務しましたが、
言葉のひげを出さずに会話できる人は1割にも満たなかったです
社長や人事部は出来ていましたが、その他の役職持ちの人ですら
えー、まあ、あの、あー、などを使っており
話が入ってこなくて酷かったです
テレビやYouTubeでも出来ている人と出来ていない人
もしくは知っている人と知らない人は
話している言葉を聞いただけですぐ分かりますね
相手に伝わる印象も全く別のものになるので是非マスターしてください
店舗で店員さんと会話しても
「話が簡潔で年齢の割にしっかりしてますね、他にも必要な商品があれば連絡ください」
など、確実にプラスになることをお約束します
参考になればいいねやコメントいただければ幸いです！
そして最後まで閲覧いただきありがとうございました！
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ではまた！
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